目次 -Contents-
少し前からLine6のVariaxが気になってます。
即座に必要なわけではないのですがライブを今後やろうと思った際に役立ちそうな感じの便利系楽器です。
-Variaxとは
かつてアンプシミュレーターで業界に革命を起こしたLine6社が作り出したシミュレートギターです。
通常1本のギターで出せるサウンドには限界があり、例えばリッケンバッカー360とアイバニーズRGとでは互いに互いのサウンドに近い音すら出す事が出来ません。
ストラトとレスポールとかでも無理めですが、シングルコイルサウンドからハムバッカーに変えたりがせいぜいです。
Variaxはギター本体のシミュレート機能を搭載することで外見上は変化してないのにノブを回すだけでストラトからレスポールだったりエレアコサウンドにすら変えたりといった事が可能なんですね。
これについてはエレアコに一瞬で切り替えられる事以外はそれほど欲しい機能ではないです。
最も使える機能はチューニングについてもノブを回すだけで変更可能な点です。
-ノブを回すだけでチューニングをレギュラーからダウンチューニング
最近ダウンチューニングの曲が増えてきたりで、ライブをやることになったりしたらギター2本必要になる可能性がかなり高いんですよね。
この問題を一本で解決できるというのはかなり魅力的です。
チューニング問題はエフェクターでピッチシフターを入れて対応する方法も考えたり色々試してみたんですけど、そっちはわりと微妙な感じで現状Variax導入するか複数本使うかセトリの方で対応するかを考えてます。
スペック面だけでみたら買うべきかな?という感じなんですけどいくつか迷ってる理由があります。
-ギター本体としての質
シミュレートがメインなので本体の質なんて関係ないんじゃ?と思うかもしれませんが、物理的には本体の鳴りがあった後にシミュレート機構で音を変えてるはずです。
なので本体の鳴りとして欲しい帯域が弱い場合、シミュレートの質にも影響が出る…はず…と思ってます。
特にバンドアンサンブルでの影響は大きいはずです。
現行のラインナップとしては
スタンダート
普通のVariax、7~8万くらい。
シミュレート機構と本体合わせてこの値段なのでめちゃ安い部類に入ります。
見た目がモロにYAMAHAのパシフィカ。
デザイン的には他の2種より好きだがこのモデルのみヒールカット加工がされてない。
フレットサイズも他モデルはミディアムジャンボなのに対してスタンダードのみミディアムサイズと小さめ。
タイラー
ジェームスタイラーとのコラボモデル、17万くらい。
タイラーはジャパンクラシックモデルでも30万~という価格なのでタイラーの名前を冠するギターの中では一番安い。
USカスタムというさらに高いモデルも有り。
タイラーは本家の方でも個体差がかなりあるらしいですが、質としてはスタンダードよりは信用できる。
実物は見たことすら無いですが購入するとしたらスペック的には第一候補。
シュリケン
シグニチャーモデルのVariax、22万くらい。
ネックのスケールが2種ありスーパーロングスケールとロングスケールの2種ある。
見た目がメタル専用。
スペック面は1番良さそうですけどデザインがメタメタすぎて使う気がしない。
こんな感じです。
スタンダートは電池切れによりシミュレートが使えない状態のを弾いた事ありますが、まぁショボいパシフィカって感じでした。
気はなってるが…
探してみたんですけど店舗で実物をお目にかかる機会がほとんど無いです。
一度見かけたので試奏しようとしたのですがシミュレート機能を使うためにはバッテリーの充電を事前に行っておかないといけないらしく、お店の人もこれがどうゆう代物なのかあまりよくわかってませんでした。
結果、シミュレート機能無しでスタンダードモデルを弾いたのですが、安いギターだな…というなんの参考にもならない感想しか出てきませんでした。
試奏のハードルが高い…!
-とりあえず試奏してみます
行ける範囲で1店舗、置いてる店があるのでそちらで試してみます。
スタンダードとシュリケンがあったのですがとりあえずモデリング機能の質を確かめるのが主な感じです。
あとアンサンブルの中でどうなるかのためにどの程度のレンジを確保できるのか?は併せてチェックしてみます。
70点程度、好みであればタイラーを取り寄せて購入すると思います。