5150公式サイト【龍5150の新作情報、東方アレンジ同人、DTM、ギターなど。】

DTM/DAWで最近よく使うVSTプラグイン2020年版

ミックスで使える定番おすすめDTMプラグインの紹介

目次 -Contents-

Steinberg’s Virtual Studio Technology(一般的にはVST)とは、ソフトウェア・シンセサイザーやエフェクター・プラグインと波形編集ソフトウェアやデジタル・オーディオ・ワークステーション (DAW) 間のリアルタイムなデータ受け渡しを担い各種の加工などを施すプログラムを、プラグインとして提供するための標準的な規格の一つである。
この規格に沿って制作されたプラグインは、多くが操作を容易にするためにGUIを採用している。

最近良く使っているVSTプラグイン

ここ数年はギター本体を買う機会は増えたのですが、それに比べてソフトを買う機会も減っててあんまり紹介など書いてませんでした。

久々ですが紹介します、最近良く使っているVSTプラグインを!!

尚、この紹介では現代において主流である64bitのプラグインの紹介です。

また、フリーの、無料vstプラグインは含めてませんのであしからず。

なるべく様々な種類のエフェクト、ソフト音源を紹介したいのですがたくさん書くのが大変なので今回は、ドラム音源、ストリングス音源、アンプシミュレーター、コンプレッサー、イコライザーを紹介します。

便利なソフトを使ってミックス・マスタリングを円滑に行おう!

Plugin Alliance – Purple Audio MC77

FEATURES

  • Exacting emulation of the original Purple Audio MC77 Limiter
  • Fully endorsed by Purple Audio
  • Ultra Fast Attack Times / 20 to 800 microseconds
  • Release Time – 50 milliseconds to 1.1 second
  • Authentic ALL BUTTON mode!

BRAINWORX Only Plugin features:

  • Patent-pending TMT (Tolerance Modeling Technology) inside
  • M/S Processing
  • Mono-Maker and Stereo Width
  • Parallel Mix
  • Headroom control

Purple Audioによって生み出されたMC77をプラグイン化したものです。

Urei 1176モチーフのコンプレッサー。

MCはローマ数字で1100という意味なので直訳するとMC77は1177、つまり1176の進化系だ!という意味だそうです。

その名に恥じぬ性能で、1176系では最強なのでは?と思ってます。

特徴としてはしっかりとしたコンプ感と歪みが発生しやすい傾向にありパンチの効いた音を作るのが得意。

個人的に今1番お気に入りのコンプで、特にエレキギターには全部これを使ってます。

とてもおすすめ。

Plugin Alliance – Vertigo VSC-2

FEATURES

  • Ratio variable from “soft mode” through compression ratios of 2:1, 4:1, 8:1 and 10:1 all the way to “Brick” mode.
  • Soft Mode: In soft mode the ratio starts at 1:1 and increases with input level up to 8:1. The compressor “tip-toes” into compression providing a nearly inaudible start of compression
  • Brick Mode: In Brick Mode the VSC-2 becomes an analog Limiter, effectively cutting off Signal Peaks at the set threshold.
  • SC Filters: These switches control the sidechain filters. In the 60 Hz or 90 Hz positions, those frequencies will be largely ignored by the compressor. In the off position, the sidechain filter is removed from the circuit.
  • Stereo/Mono: Switches the VSC-2 between stereo and dual mono modes

Vertigo Soundがハードウェアとして発売しているコンプのVSTプラグイン版で、「VCAコンプレッサーのメルセデス」という異名を持つとか。

ほぼ何にでも使えるし入れ方も順番もなんでもござれな万能系コンプレッサーという印象。

MC77みたいにわかりやすい派手なコンプじゃないのですが原音の質をクリアなまま引き締めてくれます。

それでいてデジタルコンプのような無味無臭ではなくちゃんと歪みを付加してより音楽的なサウンドに仕上げてくれますし、作ろうと思えば歪みを多めにした音も出せます。

とにかく高品質かつ万能なコンプなので1つ持ってると様々な場面でそつなく使えて便利です。

Spitfire Audio – SPITFIRE CHAMBER STRINGS

「SPITFIRE CHAMBER STRINGS」は、ロンドンの超一流のストリング・プレーヤーと、ロンドンが世界に誇るレコーディング・スタジオ「AIR STUDIO」による、KONTAKT PLAYER フォーマットのチェンバー・ストリングス音源です。

生々しいストリングス音源として定評のあるKontakt専用音源。

オーケストラ系もいけますけど細かいニュアンスの再現が得意なソフトなので、基本的には歌もののバックやソロ演奏などで真価を発揮します。

僕がストリングスを曲中で使う場合はほぼ確実にこれ使ってます。

正直、あんまり使いこなせてないのですが単独で鳴らした音が1番好みなので使ってます。

デモを聴けばわかると思いますが、まぁ良いソフトです。

問題は値段。フルプライスで7万します。もし買うなら是非ともセール時に購入したいソフト。

fxpansion – BFD3

BFD3は、リアリティを徹底的に追求したアコースティック・ドラム音源です。直感的なユーザー・インターフェイスにより、ドラムに関わるあらゆる音作りの要素をディープに編集することができます。また、楽曲やミックスに合わせて素早く使える豊富なプリセットが即戦力となります。

BFD専用に新しくレコーディングされた付属のキットは、世界的に名の知れたL.A.のOcean Studiosとメリーランド州のOmega Recording Studiosで収録、様々なパターンのシグナル・チェインとルーム・アコースティックが収録されているので、好みのキャラクターで音作りと空間表現が可能です。

ドラムのソフト音源の超定番、BFD3です。

打ち込みで生に近いドラムを作りたい場合は非常におすすめです。

プリセット、内蔵エフェクト、また拡張音源も充実しておりこれ1つでドラムに関しては全部まかなえるぜ!と言えなくもない。(僕は内蔵エフェクト使ってませんが)

現在ドラム音源の対抗馬としては「Addictive Drums 2|XLN AUDIO」、「Superior Drummer 3|TOON TRACK」、「EZ Drummer 2|TOON TRACK」、「MODO DRUM|IK Multimedia」、「SSD5|Steven Slate Drums」などがありますが幅広いジャンルで使う場合は総合的に見てBFD3がベストなのでは?と思ってます。

拡張音源 BFD CRUSH

モダンな音楽に特化したフルセットの拡張音源。

とにかくタイトな音が特徴で生々しさと迫力がカバー出来ます。

ナウい音を出したいならこれだ!という感じでとてもおすすめ。

BFD拡張音源のファーストチョイスとしても良いかも。

拡張音源 BFD METAL SNARES

メタル系に特化したスネアドラムの拡張音源。

この拡張音源、フルプライスで70ドルですけど本当にスネアしか入ってません!!

その他の拡張音源が70~100ドルでフルセットなのでBFDの中でも割高な印象は否めませんが、さすがに質は非常に高いです。

パワフルなスネアが欲しければこれを使うのだ!!という意味でおすすめ。

スパァン!!って鳴ります。強い。

ただこの拡張音源はスネアしか強化できないのでバランス的に最初1つ目の拡張音源としては微妙かもしれません。

拡張音源 BFD HEAVY

サンプル動画がこの拡張音源だけありませんでした…。

ヘヴィな音楽に特化したフルセットの拡張音源。

BFD2の頃からあるかなり古い拡張音源で、当時買って未だに部分的にですが使ってます。

パワー・メタル系の曲をやる際はこれとBFD METAL SNARESを組み合わせて使用してて、特にキック、バスドラムがあ使いやすい。

BFD3の弱点

ドラム音源界のパーフェクト超人BFD3ですが、弱点が2つあります。

まず1つは操作性です。

設定が難しめで、音の作り込みはかなり高いレベルまで行えますが逆にそれが設定項目を扱いにくくさせてます。

もう1つは重さ、必要なPCスペックです。

BFDと言えば昔から「高音質!しかし重い…!!」という特徴というか問題があるのですが、一般的なパソコンの平均スペック、特にSSDの普及によって弱点は概ね解消されたと思います。

しかし依然として要求されるPCスペックは高めで、ストレージ、メモリ、CPUのいずれにも影響します。

最低でもこのソフトはSSD必須なのでメインストレージをHDDにしている場合は他のソフトと並行して作動させるのがかなり厳しいと思われます。

ML Sound Lab – Amped Super Duper

Amped Super Duper features two amp sims:

  • Super | Modern cleans to British crunch
  • Duper | Modern high gain to sustaining leads

Compatible with: Windows / Mac | Standalone / VST3 / AU / AAX (Mac)

最近発売されたアンプシミュレーターソフトなのでまだそんなにたくさん使ってないのですが、個人的にアンプシミュレートソフトの中でベストなソフトです。

タイトでモダンな音が一発で出せます。

アンシミュソフトは久々に買ったのですが最近のソフトは凄いですね。

僕は仮RECではシミュレーターを、本テイクではKemperを使うのですが、このAmped Super Duperは正直このまま本テイクで使えそうなくらいレベル高いです。

このソフトの良いところは音質もなのですが、操作が単純明快なところで、アンプタイプは2種だけ、エフェクトも4種だけでとにかくシンプルでそして高品質なのが特徴です。

激しいジャンルをやるのであればかなりおすすめです。値段はフルプライスで40ポンド(約5,000円)とお求めやすい価格となっております。

アンプシミュレートソフトはその他に「BIAS AMP 2.0 Professional|Positive Grid 」、「Diezel VH4|plugin alliance」の2つが気になってたのですが現状はAmped Super Duperで十分満足してます。

Waves – API 550B

オーバーラップも可能な4バンドEQ、550BはAPIの特徴である甘くなめらかなアナログサウンドをトラックに与えてくれます。

バンドごとに最大5オクターブ、7段階の切り替え可能なフィルター周波数が設けられ、最小設定時にはフィルター自動でQ幅を広げ、高い設定では狭くなる550Bの「プロポーショナル Q」独特の振る舞いも再現します。それまでの処理による質感やカラーを修正したり、逆転させることすら可能でしょう。

無限の音色の可能性を秘めたAPI 550Bは、プロフェッショナルの多様なニーズを満たすことのできるEQです。

とてもお気に入りのEQ。

APIの実機をモデリングしたイコライザーらしいのですが、実機を持つ人ら曰く「あんまり似てなくてWavesっぽい」との事。

僕は主にギターとボーカル、特にギターに使います。

ギラギラな感じを出すのに適しているのと、あと1番の良いところは操作性です。簡単。

とりあえず強くしよう!みたいな事がすぐに出来ちゃいます。

500とか10Kのあたりを適当に上げるだけで良いぞ!もちろんその前にアンプでしっかり音作りは必要ですが!

Wavesはしょっちゅセールやってるので安く買える機会が多いはず。

Waves – H-EQ Hybrid Equalizer

H-EQは、とてもパワフルなハイブリッドEQです。優れた英国・米国製のコンソールを彷彿とさせる、ビンテージ、モダン、そしてデジタルEQ7種類を惜しみなく投入。新たに開発された、左右非対称カーブ設定の可能なベル・フィルターを含むこれら7種類のフィルターを、バンド毎に選択することができます。

めちゃくちゃ定番の総合的EQ。

5バンド+フィルターという内容で、しかも各バンドごとに複数のアナログシミュレート、デジタルシミュレートを設定可能というまさしく万能EQ。

Wavesなのでセールが多く買い求めやすく、とにかくお値段以上の機能なので持ってる人はかなり多いと思います。

ただまぁ、あえてこれでがっつり音作りするか?と言われると、僕はまぁしないかな…。

アナライザー搭載なのが便利なので基本的に邪魔な箇所のカットのために使用します。

とりあえずバンドのタイプをDigital2にしてQを高めてカットしていく、という使い方をします。

モバイルバージョンを終了