目次 -Contents-
ここ数年、ギターの売り買いが激しく周りの人からも「今は何使ってるの?」と聞かれることが増えてきました。
特にここ2カ月ほどで何本かギターを入れ替えたので、今回はそれについて簡単に紹介します。
自分のギターの好みについて
年々、音の好みは変わっていってるんですが、現状でのギターの好みは下記になります。
- 低域から高域まで広いレンジが出るギターが良い
- 基本的にオールジャンルに対応可能であって欲しい
- リアピックアップはモダンな音が良い
- フロントピックアップはヴィンテージ寄りの音が良い
- リアピックアップのパワーは結構欲しい
- ニュアンスがシビアに出るフェンダー系統の音が好きだ
- ネックは太め、フレットはでかい方が良い
今はこれらを基準にギターを選んで揃えてます。
買ったギター① James Tyler Japan / Tylerbastar
Japanのタイラーバスターです。
タイラーバスターは何年か前に1度試奏した事があって、その際に「良いな~」と思ったんですけど、1か月くらい迷ってる間に売れちゃって後悔した思い出があります。
そんなわけで念願のタイラーバスターです。
演奏性の良さはもちろん、広いレンジ、レスポンスを有しており、特にパワーの面が向上したfender路線のテレキャスという感じです。
結構強く歪ませても使えるような音なんですが、それについては他にもっと向いてるギターを持ってるので、このギターは主にジャキジャキな音が必要な歌モノで活躍してもらいます。
あとはシングルコイルのリアピックアップの音が必要な際も基本的にこのギターを使う予定です。
買ったギター② James Tyler / LA Studio Classic
タイラーUSAのクラシック、ミッドブースターのプリアンプ付きモデルです。
通常のタイラークラシックはプリアンプ無しのパッシブ回路なんですが、プリアンプ付きのモデルをスタジオクラシックと言うそうな。(James Tylerの仕様についてはここにまとめました)
ミッドブースターを搭載してますがバイパススイッチが付いてるのでアクティブの音にもパッシブの音にも切り替えられます。
基本的にはパッシブの状態で使いますが、ソロを弾く際はアクティブにします。そちらの方が熱い音が出るので。
リアピックアップはタイラー製ピックアップの中で最もハイパワーであるCALIFORNIA SPECIALを搭載で、ネックはstandardなので一般的に見てやや太めです。
かなりパワフルに弾けるストラトという感じ。
リアピックアップをシングルに切り替えられるコイルタップが付いてるとなお良かったのですが、まぁリアのシングルが必要な際は前述のタイラーバスターを使おう。
今後のレコーディングではこのギターをメインで使う予定です。
売ったギター① LINE6 / JTV69
以前記事で紹介したギターです。(過去の記事:Variaxを買ったのでレビュー)
ジェームスタイラーとLINE6のコラボによって出来た夢のギター!!…だったんですけど、まぁ夢は夢だったよ。
ソフトウェアとの連携で物凄い苦労した思い出がよみがえる…。
主に下記の理由で手放しました。
- 本体の作りに不満があった
- Variaxシステム無しの本体ピックアップで鳴らした場合のパワーが弱く、気に入らなかった
どんなチューニングにも一瞬で切り替えられる機能は本当に便利だったんですけど、本体そのものの作りがあんまり良くなかったのが致命的でした。
Variaxシステムが弦高を低めに設定する事を良しとしていないのもあるんですが、そもそもの作りがあんまり良くないので弦高を攻められなかったです。
楽器屋から中古で買ったんですけど、ほぼ同じ値段で売れた。やったぜ。
売ったギター② Phantom Guitarwoks / Phantom6
以前記事で紹介したし動画撮影でも使ったギターです。 (過去の記事:Phantom Guitar Works / Phantom6レビュー)
主に下記の理由で手放しました。
- 音が丸すぎる
- フレットが小さく、またナット幅が広すぎて弾きにくい
- 形状的に座って弾くことが難しく、レコーディング向きではない
形状が好みだったのでコレクションとして保有しておくつもりだったんですけど、実用面で合わなかったので手放しました。
あと同じ形状でもっと実用的なテレファントムを入手した事でもはや使う事は無いな、と思ったのが決め手です。
個人売買で入手したんですが、買った時よりも高く売れました。やったぜ。
売ったギター③ Infinite / Trad T
3年ほど前に買ったけどレコーディングでも1曲でしか使わなかったギターです。
作り自体はかなり良く、トータルで見ても悪いギターではないのですが、下記の理由で手放しました。
- 音が太すぎてテレキャスらしい音が出ない、高域が出ない
単音弾きで使うなら良いのですが、カッティングとかストロークを主としようとした際に色々と問題がありました。
外見はテレキャスだけど音はどちらかと言うとギブソン寄りです。
恐らく本体の鳴りが良すぎる事に起因するのかな?と思うんですけど、何にせよ一般的なテレキャスとは別物で、特にバッキングで上の帯域が思うように出ないのが決め手でした。
演奏性はかなり高く、弾きやすさについては優秀でしたよ。
これは元々新品で買ったので売値はそれより安くなり、買値の6割程度の額で売りました。
終わりに
今回手放した3本はコレクションや好奇心で手元に置いていたのですが、入手した2本についてはそうゆう要素はほぼ無くバリバリに現場で使うために買いました。
合わなければまた手放すかもですが、今のところはかなり良い感じ!?と思ってるのでとりあえず何回かレコーディングで使ってみようと思います。